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笑え
溢れて来たのは
真っ赤なものじゃなくて
白い白い無垢なもの

死にたい訳じゃなく
ただ消えたいだけだよ
たって、死ぬのは怖いし
痛いじゃないか

我がままでここまで
生きてきたよ、最低ながら
だっていくら頑張っても
弱くて、弱くて、死ねなかったよ

あの人も私をそんな目で見るのかな
それいいよ、だって、
自分で自分に、そんな目をいつもしてる

分かって貰おうなんて
考えちゃいないさ
分かるわけ、ないもの
こんな下衆な私の事なんて
分かる方がすごいんだ

助けてと呟くたび
自分への嫌悪がこみ上げる
だって、だって、
周りは私より数倍頑張っているのに

私が
周りを
苦しめてる
悲しませているんだ

知ってるよ
分かってるよ

じゃあ改善する方法を
今すぐ探せばいいじゃないか
分かってるはずなのに
何もしないでここにいる

どうせ自分がかわいいくせに
周りに慰めてくらいたいだけのくせに

だから私は傷口を隠す
恥ずかしくてみせられない
弱い証を晒してるみたいで

笑え

笑え

そう自分に言った

そうだ、早く、笑え
# by fxxk_them_all | 2005-09-11 20:52 |


向こうから三番目
選べる様になったのは
欲求の成れの果て
最新の物を細心の心で
抉っては捨てて行く

流れた物を振り返る事も無く
輝く物に奪われた生ゴミ

ちっぽけな価値観を振り回し
誰よりも偉いぞと
少し残ったタテガミを
悲しげに見せつけた

愛する人に会いたいと泣く事が
恥ずかしいと肯定され嗤われる

ここに来たのは何か
探す為じゃなく
苦しいから助けを求めて歩いて来た
急に恥ずかしくなって
隠れたのは

向こうから三番目の
自ら選んだ

ドア
# by fxxk_them_all | 2005-06-19 22:41 |


輪の中の人
見上げたのは丸い空
覆われた景色
黒いものが嫌い
おいしいものが好き

飛べるのは君だけ
浅はかな企み
破るのは君の声

僕は息を吸い込んだ

輪の中を歩く
見た景色を歩く
初めて見る様に
自分に言い聞かせながら
輪の中を歩く

外側に君の声
越えようと吠える
笑い声 嘲笑

僕は声を失った

輪の中で
輪の外で
世界中で

生きる
# by fxxk_them_all | 2005-06-13 22:07 |


鮮やかに
這うような言葉ばかりを
繋いできたよ怯えながら
会いたい時は大声で
呼んでいいよと言った
呼べない僕

狂っていたのは街並で
僕は穏やかな風の中
そう思いこんで眠りについた
照らす窓を覆う影

手を思い切りのばして
掴もうとあがく事
バカだと思った時
そこで何もかも
崩れてゆくよ

あの空、静かに
影を落としてく

最期は鮮やかに
# by fxxk_them_all | 2005-05-29 15:51 |


展開
気の触れるような毎日で
汚れる事に違和感を覚えず
ただ地面の冷たさと
心の中が崩壊して行くサマが
手に取る様に分かる

飛べたのはあの時の
背中の押し方が誰よりも
上手かったから
笑い方が上手かったから

遠くに来ても追いかけてくる
闇に近い何かから逃げられたのは

それはあの時の
背中の押し方が誰より
上手かったから
優しさが上手かったから

大空を見れたのは
輝きに触れたのは
鎖を解いたのは

あの空を飛べたのは

背中を押したのが
上手かったから
君だったから

あの空を飛ぶには

君じゃなきゃ

駄目だったんだ
# by fxxk_them_all | 2005-05-22 15:02 |


だったら泣かなかったのに
それは嬉しくて嬉しくて
息も出来ない程
温かい残像を笑顔で見送った

果てない思いは空に消え
残ったのは涙と何か
こんなに辛いのなら
泣かなかったのに

手を触れた温かかった
生きているんだと感じた
夢でも見ようと思った
生きている そう思った

降り出した雨に打たれて
一人歩道に倒れる
顔の無い人々に踏まれ
残ったのは涙と何か
こんなに酷いなら
泣かなかったのに

会いたいと思った
嬉しくて嬉しくて
触れた手の温かさ
己の気持ちの確かさを

生きている
あなたを愛しながら
泣いている 辛くなりながら
こんなに嬉しくなるのなら

泣かなかったのに
# by fxxk_them_all | 2005-04-21 22:00 |


喧噪の隣
私はいつも笑ってみせる
空気を濁さずに生きたい
これが夢だったら
全てを壊してやるのに

あの人はいつも笑ってみせる
私の空気を汚さぬように
あなたが夢だったら
全てを壊したくなる

腐った世界にとけ込んで
泥を食べて生きて行く
濁った空は何よりの
生きている証だと

偽善者が吠える
夢見た犬が叫ぶ
奪う者が笑い
奪われた者が嘆く

自然の摂理と言ったのは
誰でもなく私でした

いずれ死んで行くなら
綺麗に死ぬ事を望む
誰もいない場所で
自分だけに自分の死に様を

濁った空を見上げて
ため息一つ吐かずに
自然な死への兆候だと
言ったのは私でした

全てを諦める事が
自然の摂理だと
言ったのは・・・

自分の敵は自分だと
泣いたのは


私でした
# by fxxk_them_all | 2005-02-27 23:21 |


かくれんぼと似非クレイジー
身を潜めたのはゴミ箱
透明に規定されたビニールが靡く
群衆は特に気にせず
クズを積んでゆく

見つけてごらんそう言って笑う

身を潜めたのはマンホール
ヒトの靴を眺める
犬も特に気にせず
気取って去ってゆく

絶対に見つからないと言って笑う

狂ったのはあたし
空を雨雲が覆う
雨は特に気にせず
あたしの身体を刺した

隠れたのはあたし
寂しさが心を食む

泣いたのはあたし
群衆は特に気にせず

顔の無い顔で去って行った
# by fxxk_them_all | 2005-02-25 18:54 |


トリップ
愛で人を殺せますか
夢で生きて行けますか
暖かい場所はどこですか
涙とはどれですか
優しさは兵器ですか
言葉で慰めは得られますか
人間とは何ですか
何故ここにいるんですか
暗闇は怖い所ですか
泣き声はどこからですか
君は誰ですか
お金ですべてが救えますか

私が怖いですか
私を愛せますか
私を救えますか

私を殺せますか
# by fxxk_them_all | 2005-02-24 16:07 |


ケロイド
引きつった酷い傷跡を隠して
人を騙し傷つけながら
汚れた手を見ないフリした

結局生きてしまったから
隠した傷跡は
再発するだろう
あの時は酷く甘かったのに

久々に一つだけ流れた涙
いつの間にか寂しいと叫んでいた心
正直者が馬鹿を見るなら
いくらでも見てやろうか

嗤う陰は太陽に嗤われて
跡形も無く消えて行くだろうから

# by fxxk_them_all | 2005-02-21 21:28 |

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狭い隙間から世界を覗いていぢってみる
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